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会社情報
COMPANY INFO

称号 第二建設株式会社
所在地 〒700-0808 岡山市北区大和町1丁目1番30号
TEL 086-222-9210
FAX 086-222-9236
設立年月日 昭和42年(1967)12月
資本金 28,000千円(令和3年3月現在)
事業内容 1.土木一式工事
2.とび・土工工事業
3.専用材料 DKボンドモルタル製造
建設業許可 (許可番号)国土交通大臣許可(特-3)第19258号
営業所 東日本営業所 〒950-3321 新潟県新潟市北区葛塚4436 TEL 025-384-3202
山陰営業所 〒690-0011 島根県松江市東津田町1206-4-201 TEL 0852-31-9293
所属団体 (社)岡山県建設業協会 (社)全国特定法面保護協会
一般社団法人 全国落石災害防止協会 新落石研究会 岡山県森林土木建設協会

ご挨拶
GREETING

ひとむかしまえ地球に彫刻を施す仕事として建設産業に従事することが青春の意気を高らしめたそういう季節がありました。
建設事業は前近代、洋の東西によらず為政者による「国家安寧・君臣豊楽」のための施策として施され普請奉行方のもと行政官吏によって直接指揮される作事でありました。我が国の近代に入っては内務省土木部がこれを管掌されて永くその権威にあり先の大戦後「建設省が設けられて 同胞ようやくにしてその「業」たる誇りを充たしたことと聞かされています。
いま僭越ながら当社社員をふくみ建設産業の従事者は「国土交通」省の行政管轄のもと、多くは行政方諸官庁発注に係る公共事業の達成に協同し鋭意 自ら国民の安全・安心を企図して国土の整備と環境の保全に勤しんでいるところであります。官民間また元・下同業者間の文字通り双方向な理念の共有を旨として当社は先人の跡を追っています。

歴史
HISTORY

自然景観を後世に残す
岩接着DKボンド工法
岩接着DKボンド工法は、第二建設株式会社が昭和49年に開発、昭和52年に岡山県当局から、わが国の岩接着工法の本格的施工の第1号工事として発注いただいて以来、現在では北梅道から沖縄県にいたる日本全国にて採用され、3600件余りの施工実績を重ねてまいりました。
岩接着DKボンド工法の普及の背景は、この工法が危険な高所巨岩発生源対策工であり、自然環境に配慮した景観保全工法で且つ経年変化に耐えうる有効性の高い工法を特色としていることにあります。
その有効性は阪神淡路大震災や鳥取県西部地震、芸予地震、東日本大震災、熊本地震などによる被災地においても、DKボンド工法の施工箇所は変状を認めず、地震に負けない工法だという点からも実証されました。平成11年には、岩接着工法が、(社)日本道路協会の「落石対策便覧」に掲載され、さらに、林野庁監修による治山技術基準解説にも落石予防工の中で、固定工の一種として記載されるにいたりました。まさに、「DKボンド工法の歴史そのものが岩接着の歴史」であり、落石対策の新分野を切り開き、絶え間なき研究開発と実績が評価されましたことは、関係者として自負の念と責任の重さを痛感いたす次第です。
岩接着工法は、風致を殆ど害することなく落石を防止する工法であるため、地主の了解をいただけば用地買収の必要もなく実施できる工法であり、安価で環境条件の変化も少なく対策後の保守費の節約も期待できるなど、国土を安全に保持していくうえできわめて有効な防災工法です。
安全な国土をつくるため、一層の技術向上を目指し、岩接着工法を開発したメーカーとして(一社)全国落石災害防止協会会員と手を携え、責任ある仕事を行ってまいります。

営業及び施工体制
SALES & CONSTRUCTION SYSTEM

岩接着専用材DKボンドモルタルは、岩接着落石防止工事のために開発した工場生産による専用材です。
様々な研究や実験と公的研究機関による材料試験・検証などを繰り返し、岩接着工法を対象とした豊富な実績と蓄積により、現在は、剥離防止と耐久性に優れた専用材として、その強度や品質性が高く評価されています。岩接着工法は、被接着体が自然岩であることから、立地の状態や大きさ、亀裂の方向、岩質等条件は干差万別で、しかも高所で人的負担の多い工法です。個別の条件に対応する品質の高い有効な施工が強く求められるなか、専用材、施工技術、経験の蓄積はともに欠くことのできない要素です。そんななかで、当社のDKボンド工法の普及とともに岩接着工法への新規参入業者が様々にかかわってくることが予想されます。
災害防止と工法の健全な発展のためには、対象が危険な巨岩の落石防止であることから工法選定においては品質が最も重要であることを再認識願います。しかしながら新たな材料を持ってくれば、その材料が岩接着工に使用しても有効かどうか検証と確認(品質と経年変化、耐久性)が新たに必要となります。また、施工技術が変われば、その有効性の確認(施工・管理方法・耐震性等)が必要となります。当然に投資効果や歩掛も異なったものとなります。そのために、それらの確認を抜きにして類似工の分類を行うことはとても危険だといえます。(材料が変われば施工技術や経験の蓄積の効果は不透明なものとなります。また、別の施工技術で施工すれば専用材料の有効性やこれまでの経験や実績を生かしきることができません)
施工技術の高さが求められる工法には、経験不足からくる危険が
潜在しリスクが生じます。品質の維持・向上のためには、専用材とそれに準じた施工技術と経験の蓄積がトータルであることが必要です。このようにして一貫した責任ある体制が、今日の岩接着工法普及の原点であり、DKボンド工法は、施工技術と使用材料の両面から確実な接着(耐久性・接着強さ)に努めた結果、幾多の震災や水害等においても施工実績地に変状が認められず、自然災害を通 じて、あらためてDKボンド工法は経年変化に耐えうる有効性の高い工法であることが実証されているのです。DKボンド工法は、数多くの経験と発見、研究と実践から生み出された工法です。現場のアイデアが工法を進化させ、”山が喜ぶ”即ち、自然の摂理に対応した技術と地権者や景観に配慮した施工を行ってきました。その工法の品質は、研究機関との共同研究や特許、会計検査、現場の追跡調査、各種発表等により、裏付けされています。

年表
chronology

1974年●第二建設㈱において「岩接着DKボンド工法」開発
1977年●官庁工事として初の本格的施工実績を得る。(岡山県)官工事第1号 岡山県玉野市Photo
1982年●土木学会中部支部某シンポジウムで発表
1983年(落石対策便覧(初版)出版)
1984年●林野庁において初施工実績を得る。(福山営林署)
1989年●建設省において初施工実績を得る。(福井工事事務所)
1991年施工実績500件
1994年(業界著名誌上で岩接着工が紹介される)
“綱木亮介・佐藤弘史・松尾修(1994);落石対策工の現状と課題
土木技術Vol.49,No.2 土木技術社”
1995年阪神淡路大震災“震度7”にも異常なし!Photo
1997年施工実績 1000件
1998年●パイロット事業実施(建設省佐賀国道工事事務所)
1999年(道路土木のり面工・斜面安定工指針(改訂版)出版)
(治山技術基準解説総則・山地治山編出版)
上記文献に「岩接着工」が落石予防工として明記される
2000年(落石対策便覧(改訂版)出版)上記文献に「岩接着工」が落石予防工として明記される。
(国土交通省NETIS(SK-980021)登録) 鳥取西部地震“震度6強”異常なし!Photo
2001年芸予地震“震度6弱”異常なし!Photo
2003年施工実績 2000件
2007年能登沖地震“震度6強”異常なし!Photo
2009年施工実績 2,700件突破
2012年施工実績 3,000件突破